ディズニーシーは天動説?
ディズニーシーのシンボル
ディズニーシーのシンボルといえば、パーク中央にそびえ立つプロメテウス火山。
ではなかったりします。
実はディズニーシーに入るとすぐ見える球体「アクアスフィア」が公式のシンボルです。
※正式名称はディズニーシー・アクアスフィア

アクアスフィアは、アクア(水)とスフィア(球体)を組み合わせて作られた造語で、水の惑星である地球を象徴しています。
そもそもアクアスフィアの模様は世界地図になっているので、説明がなくても見ればすぐ地球であることはすぐわかりますね。
地球の回りを囲むもの
このアクアスフィアのあるメインエントランスエリアには、何か所か丸い模様が描かれているのはご存知でしょうか。

こんなのだったり。

微妙に柄が違います。
2枚目の写真を見れば気づく方もいそうですが、この丸い模様は月を表しているのだと思います。
アクアスフィア=地球の回りを囲むように8箇所に描かれた月は、メディテレーニアンハーバー側が満月、反対側(駅側)が新月といったように、月の満ち欠けも表しているようです。

Google Mapで真上から見ると一目瞭然。地球の回りを回っているかのように月が配置されています。
また南西から北東に向かって放射状に伸びる線は太陽光を示しているのではないでしょうか。メディテレーニハンハーバー側からの太陽光を受けて、アクアスフィア(地球)の手前の月は満月となっており、反対側はアクアスフィア(地球)に光を遮られているために新月になっているのだと思われます。
天動説?地動説?
先ほどの真上からの写真をよく見ると、アクアスフィアと月の間、というよりアクアスフィアに沿って配置されたたくさんの黒い丸が見えます。
この丸はマンホールの蓋なのですが、この蓋にもちょっと変わった模様が描かれています。

何重にも描かれた円とアルファベットや記号。このアルファベットは惑星の名前をラテン語で表したものです。
TERRA(地球)を中心として、最も近いところにLUNAE(月)、その外側にはMERCURII(水星)、VENERIS(金星)、SOLIS(太陽)、MARTIS(火星)といったように太陽系の惑星の名前が描かれています。
そして一番外周にあるのは星占いなどでよく見る12星座のマーク。黄道十二星座というやつです。
地球を中央としてその回りに星を描くというあたり、ディズニーシーの世界観では地動説ではなく天動説を採用しているのかもしれません。
設定好きにはたまらない
今回はディズニーシーのシンボルを中心とした設定を紹介しました。
公式な発表は(たぶん)なく、前述の設定はほとんどが推測ではありますが、こういった設定について考察するのもディズニーシーの楽しみ方。
アクアスフィア以外にもアトラクションや各テーマポート、さらにはお土産屋さんにまでも設定があったりするので、細かな装飾などに注目してみるのもオススメです。
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