人間らしい動きを高精度で再現するロボットアーム
Interactive Air-Powered Robot Arm
Disney Researchが非常になめらかな動きをするロボットアームを開発しました。
一見すると何の変哲もないただの棒。一応ロボットアームらしく、ぐりぐりと動いています。
ところが女の子の登場から動きが一変。木琴をたたく女の子にあわせてリズムを取り、さらには同時に木琴の演奏を始めました。
次のシーンではアームの先端で床を叩いて催促し、投げられたボールをやさしくキャッチして投げ返したりと、アームだけなのにまるで人間の手のように見えてきます。
すごい精度で動くアームだなーと思っていたら、なんと自動で動いていたわけではなく、隣で人間が動かしていたというオチ。

仕掛けが分かってしまえば大したことないなーと思いきや、大したことありました。
近距離とはいえ、人が操作した動きをリアルタイムにここまでの精度で再現できるロボットアームは今までなかったのではないでしょうか。
アームの制御に空気圧を使っているそうで、インプット側での空気の動きがそのままチューブを伝ってアウトプット側の動きに伝わっている模様。
技術要素などは以下の動画で確認できます。
1000fpsのスローモーション動画を見たらようやく遅延がわかるというレベルの精度。肉眼ではほとんど遅延を認識できません。
空気を直接送るというところで現在は近距離での操作しかできなそうですが、将来的にこの空気圧のデジタル変換、またデジタルから空気圧への逆変換ができるようになれば遠隔地にも人の動きをリアルに伝える、なんてことができるかも。そうなると遠隔地での手術や精密機械の操作なども可能になりそうです。
1998年にMIT Media Labが開発したinTouchにもコンセプトが少し似てるかなと感じました。
参考サイト:Engadget
http://www.engadget.com/2014/10/09/disney-natural-moving-robots/
Disney Researchが非常になめらかな動きをするロボットアームを開発しました。
一見すると何の変哲もないただの棒。一応ロボットアームらしく、ぐりぐりと動いています。
ところが女の子の登場から動きが一変。木琴をたたく女の子にあわせてリズムを取り、さらには同時に木琴の演奏を始めました。
次のシーンではアームの先端で床を叩いて催促し、投げられたボールをやさしくキャッチして投げ返したりと、アームだけなのにまるで人間の手のように見えてきます。
すごい精度で動くアームだなーと思っていたら、なんと自動で動いていたわけではなく、隣で人間が動かしていたというオチ。

仕掛けが分かってしまえば大したことないなーと思いきや、大したことありました。
近距離とはいえ、人が操作した動きをリアルタイムにここまでの精度で再現できるロボットアームは今までなかったのではないでしょうか。
アームの制御に空気圧を使っているそうで、インプット側での空気の動きがそのままチューブを伝ってアウトプット側の動きに伝わっている模様。
技術要素などは以下の動画で確認できます。
1000fpsのスローモーション動画を見たらようやく遅延がわかるというレベルの精度。肉眼ではほとんど遅延を認識できません。
空気を直接送るというところで現在は近距離での操作しかできなそうですが、将来的にこの空気圧のデジタル変換、またデジタルから空気圧への逆変換ができるようになれば遠隔地にも人の動きをリアルに伝える、なんてことができるかも。そうなると遠隔地での手術や精密機械の操作なども可能になりそうです。
1998年にMIT Media Labが開発したinTouchにもコンセプトが少し似てるかなと感じました。
参考サイト:Engadget
http://www.engadget.com/2014/10/09/disney-natural-moving-robots/
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