瓦礫に閉じ込められた少女を救う方法は

Free Melika

デンマーク最大の鉄道駅であるコペンハーゲン中央駅に、崩れかけたレンガが設置されました。

今にも崩れ落ちそうなレンガの中には、12才の少女Melikaが閉じ込められ(た映像が流れ)て、助けを求めています。



彼女を救うためには、この光景を写真に撮ってInstagramに#HVERTIMETALLEというタグをつけて投稿しなくてはなりません。



Instagramに写真が投稿されるたびに、出口を塞ぐレンガが少しずつ崩れていきます。

全てのレンガが取り除かれてた時、映像だと思っていたMelika本人がレンガ(状スクリーン)を突き破って飛び出してきました。

と同時にたくさんの子供たちが登場し、写真を投稿した＝助けてくれたと思われる人を囲んで称賛しています。



この施策は子供たちのための民間の国際援助団体「Save the Children」によって行われたもの。

今この瞬間にも危機にさらされている子供たちがいること、またそれを救う手助けは誰もができること。

そんなメッセージを伝えるために行われたインパクト抜群の施策でした。

SNSへの投稿がデジタルな画面にリアルタイムに反映され、最終的にデジタルを飛び出してリアルな世界で結果を見せる、という仕組みが秀逸です。

参考サイト:Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/save_the_children_free_melika