ニューヨークの雑踏を静寂に包んだ女性の一言

Quiet Please

ハイネケンが主催する全米オープンテニス。

熱狂的なファンが集まることもあり試合会場は轟音とも呼べる歓声に包まれるそうですが、主審の一言「Quiet Please(お静かに)」でピタリと収まるそうです。

その主審の一言のように、たくさんの人が行きかうユニオンスクエア(ニューヨーク)を静めることはできるか！？

そんなキャンペーンが実施されました。



ユニオンスクエアのど真ん中に、テニスの主審が座っているような椅子を設置。

その椅子に座って周囲の人に呼び掛け、静かにしてもらうことがこのキャンペーンの目的です。

音量を示すメーターが一定値以下になるとロックが外れ、全米オープンのチケットを入手できます。

様々な人が挑戦し周囲の人に静かにしてもらうよう呼びかけますが、ニューヨークでも特に人が集まるスポットでの挑戦だけあって、なかなか静かになることはありません。

ところが一人の女性のある呼びかけにより、周囲の人は全員協力的になり、徐々に静かになってきました。



知人の男性を近くに呼び寄せて一言、

Would you marry me?
結婚してくれませんか？

突然のプロポーズによる一瞬の静寂で、見事条件をクリア。全米オープンのチケットを手に入れました。

プロポーズの返事がどうなったかは見られませんが、最後の笑顔を見る限りそちらも問題なかったようです。

キャンペーンの内容自体も面白いですが、それ以上にサプライズでステキな結末でした。

参考サイト:TREND HUNTER
http://www.trendhunter.com/trends/quiet-please