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温度や加速度も取れるBeaconsの後継機が登場

Estimote Nearables

iOS 7から標準搭載となった近距離通信機能「iBeacon」は、様々なプロモーションやイベントで活用されており、徐々に普及が進んできました。

そのiBeaconの発表とほぼ同時期に、スタートアップ企業EstimoteがiBeacon対応デバイス「Beacons」を開発。当時はまだ少ないApple認証済みデバイスだったこともあり、「iBeaconといえばEstimote」と言われるほど注目されました。

そのEstimote社が、Beaconsの後継機とも言える新デバイス「Nearables」を発表しました。



Beaconsと比べ、

・小型化(薄型化)
・低価格化(10個で$99)
・加速度センサー内蔵
・温度センサー内蔵
・リチウムイオン電池内蔵


とあらゆる面でパワーアップしました。

特に小型化&加速度センサーという部分は、身の回りのものを手軽にウェアラブルデバイス化できる(かもしれない)という可能性を秘めています。

温度差センサーも家電との相性がよさそうで、IoTを推進するためのサポートデバイスとして使えそうです。

またEstimoteならではのカラフルで可愛らしい見た目は健在です。

estimote_nearables_01.png

早ければ今年の10月から出荷が始まるそうですが、実際に使用するにあたり最も大きな課題となるのは日本の技適(技術基準適合証明)を通っているか、という点。

どんなに高機能でも、どんなに安価でも、技適を通っていなければ日本国内で使用することはできません

冒頭で書いたBeaconsは今でも日本の技適を通っていないようなので、せっかく話題になったのに実案件では採用されなかったのではないでしょうか(たぶん)

今回紹介したNearablesも、まずは日本の技適を通るかが普及のポイントになってくると思います。

参考サイト:Gizmag
http://www.gizmag.com/estimote-nearables/33470/

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