シンデレラ城を楽しむための5つのヒミツ
東京ディズニーランドのランドマークといえばシンデレラ城。
今年からプロジェクションマッピングを活用したショー「ワンス・アポン・ア・タイム」も始まり、これまで以上に注目されることになったスポットです。
シンデレラ城は開園当初から存在していることもあり、様々なヒミツや仕掛けが隠されています。今回はその中から5点ピックアップしてご紹介いたします。
シンデレラ城は東京ディズニーランド内で最も高い建物ですが、その最高地点の高さは意外と低く、51メートルしかありません。
これは日本の航空法が関係しているそうで、高さが60メートルになる建造物は航空障害灯を設置しなくてはならないからだそうです。
航空障害灯とは夜間に飛行する航空機に対して存在を知らせるためのもので、高層ビルなどでよく見かける赤く点滅するライトのこと。
そんなものがシンデレラ城に設置されていたら一気に現実感が出てしまう…ということで高さを60メートル未満に抑えたんだとか。

また東京ディズニーシーのランドマークであるプロメテウス火山も同様の理由、かつシンデレラ城に合わせるために51メートルとなっています。
ただピッタリ同じ高さではなく、将来地盤沈下によって下降してしまうことを計算した上で、数センチ~数十センチ高めに建造されたそうです。
ちなみに東京ディズニーリゾート内で最も高い建造物であるタワー・オブ・テラーも高さは59メートル。ぎりぎり60メートル未満に収まっています。

たしかにこの外観に赤い点滅が加えられたら雰囲気台無しですね。
前項の通り、シンデレラ城の高さは51メートルしかありません。その低さをカバーし、少しでも高く見せるためにシンデレラ城の外壁には遠近法が用いられています。
その遠近法が最もわかり易いポイントは、レンガの縦幅。地面に近いレンガほど縦幅が広く、上に行くにつれて縦幅は狭くなり、より遠く(高く)にあるように見えます。
レンガの他にも窓や扉の縦幅が同様の作りになっているようです。

またシンデレラ城の色使いヒミツがあります。
パーク内のアトラクションや建物の多くは、原色が多用された派手な色使いとなっています。それに比べてシンデレラ城は全体的に淡い色が使われています。
これは薄い色ほど遠くに見えるという、映画などでもよく使われる手法を取り入れているからだそうです。
シンデレラ城をイメージした時に、おそらくほとんどの方が水色の屋根、白い外壁、茶色いレンガを思い浮かべるのではないでしょうか。
それでだいたい合っているのですが、実は最も高い塔の屋根は水色ではなく金色になっています。
元々はアナハイムのディズニーランドにある眠れる森の美女の城を建造した際、城の一部に創られた金色の塔をウォルト・ディズニーが甚く気に入ったそうで、東京ディズニーランドのシンデレラ城の設計時に「ウォルトが天国から大好きな金色の塔をいつでも見られるように」という願いを込めて創られたそうです。

シンデレラ城の中央にある通路には、シンデレラの名シーンを再現したモザイク壁画が施されています。
このモザイク壁画はほとんどがイタリアンガラスで作られていますが、一ヶ所だけ本物のダイヤが使われているそうです。
そのダイヤを見つけ出して触った人は幸せになれる、なんて都市伝説もあるんだとか。

ただダイヤとはいっても宝石としての価値はそれほどない、とも言われています。
最後はシンデレラ城で見られる隠れミッキー。結構有名ポイントですが、いつでも見られるわけではありません。
天気の良い日、かつ一定の時間帯にだけ見ることができます。

シンデレラ城の回りにある柵の影が作り出す隠れミッキー。
穴の形だけ見るとあまりミッキーっぽくありませんが、いい感じの角度で日があたると、丸の形が少し歪んでミッキーのシルエットのようになります。
天気の良い日は要チェックです。
そんなわけでシンデレラ城をより楽しめる5つのポイントを紹介しました。
東京ディズニーランドに行くと必ず目にするスポットではありますが、ぜひ今回紹介したポイントも含めて細かくチェックしてみてください。

一番のお気に入りは無風の日の夜に見られる逆さシンデレラ城。紫色のライティングもステキです。
今年からプロジェクションマッピングを活用したショー「ワンス・アポン・ア・タイム」も始まり、これまで以上に注目されることになったスポットです。
シンデレラ城は開園当初から存在していることもあり、様々なヒミツや仕掛けが隠されています。今回はその中から5点ピックアップしてご紹介いたします。
高さは51メートル
シンデレラ城は東京ディズニーランド内で最も高い建物ですが、その最高地点の高さは意外と低く、51メートルしかありません。
これは日本の航空法が関係しているそうで、高さが60メートルになる建造物は航空障害灯を設置しなくてはならないからだそうです。
航空障害灯とは夜間に飛行する航空機に対して存在を知らせるためのもので、高層ビルなどでよく見かける赤く点滅するライトのこと。
そんなものがシンデレラ城に設置されていたら一気に現実感が出てしまう…ということで高さを60メートル未満に抑えたんだとか。

また東京ディズニーシーのランドマークであるプロメテウス火山も同様の理由、かつシンデレラ城に合わせるために51メートルとなっています。
ただピッタリ同じ高さではなく、将来地盤沈下によって下降してしまうことを計算した上で、数センチ~数十センチ高めに建造されたそうです。
ちなみに東京ディズニーリゾート内で最も高い建造物であるタワー・オブ・テラーも高さは59メートル。ぎりぎり60メートル未満に収まっています。

たしかにこの外観に赤い点滅が加えられたら雰囲気台無しですね。
遠近法を活用した造形
前項の通り、シンデレラ城の高さは51メートルしかありません。その低さをカバーし、少しでも高く見せるためにシンデレラ城の外壁には遠近法が用いられています。
その遠近法が最もわかり易いポイントは、レンガの縦幅。地面に近いレンガほど縦幅が広く、上に行くにつれて縦幅は狭くなり、より遠く(高く)にあるように見えます。
レンガの他にも窓や扉の縦幅が同様の作りになっているようです。

またシンデレラ城の色使いヒミツがあります。
パーク内のアトラクションや建物の多くは、原色が多用された派手な色使いとなっています。それに比べてシンデレラ城は全体的に淡い色が使われています。
これは薄い色ほど遠くに見えるという、映画などでもよく使われる手法を取り入れているからだそうです。
先端はなぜか金色
シンデレラ城をイメージした時に、おそらくほとんどの方が水色の屋根、白い外壁、茶色いレンガを思い浮かべるのではないでしょうか。
それでだいたい合っているのですが、実は最も高い塔の屋根は水色ではなく金色になっています。
元々はアナハイムのディズニーランドにある眠れる森の美女の城を建造した際、城の一部に創られた金色の塔をウォルト・ディズニーが甚く気に入ったそうで、東京ディズニーランドのシンデレラ城の設計時に「ウォルトが天国から大好きな金色の塔をいつでも見られるように」という願いを込めて創られたそうです。

壁画には本物のダイヤモンド
シンデレラ城の中央にある通路には、シンデレラの名シーンを再現したモザイク壁画が施されています。
このモザイク壁画はほとんどがイタリアンガラスで作られていますが、一ヶ所だけ本物のダイヤが使われているそうです。
そのダイヤを見つけ出して触った人は幸せになれる、なんて都市伝説もあるんだとか。

ただダイヤとはいっても宝石としての価値はそれほどない、とも言われています。
日光による隠れミッキー
最後はシンデレラ城で見られる隠れミッキー。結構有名ポイントですが、いつでも見られるわけではありません。
天気の良い日、かつ一定の時間帯にだけ見ることができます。

シンデレラ城の回りにある柵の影が作り出す隠れミッキー。
穴の形だけ見るとあまりミッキーっぽくありませんが、いい感じの角度で日があたると、丸の形が少し歪んでミッキーのシルエットのようになります。
天気の良い日は要チェックです。
夜のショーだけじゃないシンデレラ城
そんなわけでシンデレラ城をより楽しめる5つのポイントを紹介しました。
東京ディズニーランドに行くと必ず目にするスポットではありますが、ぜひ今回紹介したポイントも含めて細かくチェックしてみてください。

一番のお気に入りは無風の日の夜に見られる逆さシンデレラ城。紫色のライティングもステキです。
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