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Twitterで振り返るCES2020【2日目/LVCC編】

CES 2日目はLVCC(Las Vegas Convention Center)へ!

Sands Expo同様、事前に要チェックなブースはマーキングしてきたんですが、2日目ともなると各種メディアやSNSでの情報も出てくるので、それらを参考にしながら回ります。

この日のターゲットはCentral Hallに集まる大企業ブース、South HallのAR/VR&Gaming、Hgh-Tech Retailing、3D Printing、Drones、AI&Roboticsです。



LVCC前の駐車場に建築中のこれ、やっぱり展示会場なんだそうな。これまでNorth Hallに出展しているモビリティ関連が、来年(2021年)からこの新館に移るそうです。



この日は一旦スルーして、翌日(3日目)の朝一にGoogleブースに並びました。そのあたりは3日目のまとめで書く予定。



毎年恒例、曲面ディスプレイでお出迎えのLGブース!すごいことはすごいんだけど、若干見飽きてきた感が…。何年か前の縦に並べてたやつは好きだったな。



横からみるとほんっと薄い。そりゃ巻き取れるディスプレイなんてものを作っちゃうぐらいだから薄いのも当然ですね。薄いだけじゃなくて発色も綺麗でした。



昨年、折りたためるスマホで注目を集めたRoyaleは今年も大きめブース。たださすがに去年ほどの人だかりはなく、行列に並ばなくても折りたたみスマホに触れることができました。デモの見せ方は面白く、これ以外にも風にあたって揺れる(ほど薄い)ディスプレイの展示などがありました。



これはまぁFF14プレイヤーとしてはとりあえず抑えておかねば、な光景。ちゃんと漆黒のヴィランズのロゴも置いてありますね。



中央に表示されているトレーナーに合わせてヨガのポーズをとり、どれだけポーズが一致しているかを計測。去年まではこういうデモはKinect v2がメインだったけど、今年はAzure Kinectが出てきてますね。



WHILLの自動運転デモ。同じ場所をくるくるまわっていったりきたり、といったデモでした。床のタイヤの跡を見る限り、かなりの正確さで同じ位置を動いているようでした。前後になんかセンサー積んでますね。LiDARかな。



去年、消費材メーカーP&Gの出展が騒がれたように、今年はデルタ航空の出展が注目を集めていました。ちなみに今回のラスベガス入りはデルタ航空だったのですが、空港でも機内でも「CES出展するからブースにきてね!」的なアナウンスが流れていました。デルタ航空による基調講演もあったそうです。

デルタ航空ブースでは「Parallel Reality」という展示が面白いというウワサを聞いたのですが、この日は混雑で体験できず。3日目の朝の時間帯を予約しておきました。というわけでデルタ航空は3日目に続きます。




SONYブース、動画ではちょっとわかりにくいのですが、手前のカメラの動きに合わせて、奥の巨大なディスプレイに表示された映像が動くことにより、撮影された映像内では立体感のある表現になっています。ゴーストバスターズかな。




これの立体感はすごかった!左右の視野角の広さや実際に見える立体感はLooking Glass以上かもしれない。ただし見ている人の頭の位置に合わせて映像を動かす、という手法をとっているので、複数人同時にみることができません。その点ではLooking Glassの方が便利ですね。



良くも悪くも話題となったNEONのデモ展示。この時点ではAIで生成されたモデルだと思っていました。実際には、あくまでコンセプトイメージとして実在の人物が演じているそうです。



基本ゲーム脳なんで、ゲームでみたことある光景に例えてしまう。



ここからSouth Hall。DronesエリアにあるDJIブースですね。ジンバルの特性をうまく表現した展示方法。



ランチで同席された方からImpssible Burgerの話を聞き、食後のデザート感覚で食べてきました。ちょっと香りにクセがあったけど食感は普通に肉。普通においしくいただきました。ちなみにランチもバーガーでした。



食後はAR/VR & Gamingコーナーへ。こちらはハンドトラッキングデバイスのMollisen HAND。装着が簡単で、トラッキング制度もそこそこ良い感じ。Oculus Questでハンドトラッキングできるようになったけど、センサーの外に出ちゃったら使えないですよね。そんな時にもこういうデバイスならトラッキングできてよさげ。



昔のアーケードゲームの復刻筐体シリーズ。マーヴル・スーパーヒーローズ、好きだったんですよ。ここからマーベル作品に入っていったのでした。映画のアベンジャーズシリーズで、サノスが初めてスクリーンに出たときは感動でした。初出はGuardians of the Galaxyだったかな。




Oculus Riftの時のVRゴーグル、Pepperの時のコミュニケーションロボット、といったように話題となったデバイスの類似品の登場をチェックするのもCESの醍醐味。今年はGateboxっぽいガジェットが出ていました。



…あれ?2日目これだけ?

AR/VR系とかもっとたくさんあったはずなのに。逆に密集しすぎててシェアする前に次にどんどんいっちゃったのかな。

ここからはTwitterにはあげてないけど気になったブースを写真&動画でご紹介。

ces2020_lg.jpg
LGブースのバーチャル試着システム。ディスプレイの前に立つと体型をスキャンし、その体型に合わせて擬似的に試着ができます。小さすぎる服を選ぶと、どの部位がきつくなっているか、などをヒートマップでみることもできてわかりやすい。顔も本人に寄せてきてます。


ces_pana01.jpg
ビジュアル的なインパクトからも話題になったパナソニックのVRゴーグル。残念ながら体験はできず!去年出していた広視野VRゴーグルから、がらっと内容を変えてきました。



Panasonicはオリンピックのスポンサーということもあり、スポーツに関連した展示も多くありました。特に気になったのはこの卓球。ボールの速度計測、起動表示などはよくある(それでもすごい)のですが、打つ人によってボールの色が変わるのが地味にすごい。これちゃんとボールの位置を正確に把握して、そこだけプロジェクションマッピングで色を変えてるってことですよね。(そして残念なほど続かないラリー。)



Segwayの新作パーソナルモビリティ。WHILL的な車椅子タイプかなーと思ったら、二輪でバランスをとって走ってた。このあたりはSegwayっぽい。



普通のチェス。のように見えて、遠隔(もしくはCPU?)の操作がフィルジカルなコマにそのまま作用して動き出す魔法のようなチェス。たしか去年か一昨年、Eureka Parkでも見かけた気がする。スタートアップ企業のブースが集まるEureka Parkに出ていたものが、こうして一般ブースに出てくる、という成長物語を見れるのも定点観測しているからこそわかる面白さ。


CES_nreal.jpeg
nrealブースは大盛況!体験のための待機列も長すぎたので、今回はスルー。


ces_amglass.jpeg ces_0glass.jpeg
am glass(左)や0 glass(右)といったnrealに似た小型のARグラスもいくつか登場してきました。やはり一度話題となったデバイスは、翌年に類似品がでてきますね。この2つの中では0 glassしか体験していませんが、クオリティ的にはnrealの圧勝といったところでした。

ARグラスはこの2つの他にも、同じくサングラスタイプでIndiegogoでのプレオーダーも始まっているMAD GAZE、HoloLensの簡易版的なHoloWorldといったプロダクトが出ていました。

一方、VRゴーグルについては新規メーカーの登場はほとんどなく、PimaxやPicoといった既存メーカーの新製品が並んでいる、という状況でした。



2日目は以上!

3日目に続きます。


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