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Twitterで振り返るCES2020【1日目/Sands Expo編】

今年も新年早々、ラスベガスまでCES視察に行ってきました。2015年から行き始めて今年で6年連続のCES視察。

主な目的は最新テックトレンドのチェック、面白ガジェットorサービス探索といったところですが、最近では毎年行くことによる定点観測としての意味合いも出てきました。

ちなみに今年は出張ではなく自腹でのCES視察。出費的にはイタいけどその分気楽に遊びホーダイ!

そして今年はTwitterを中心に、気になったものはなるべくその場でシェアしてきたので、ここらで一度補足説明を入れつつ振り返ってみようかなと思います。



まずはSandsから

CESの会場は大きく分けると、LVCC(Las Vegas Convention Center)を中心としたTech East、Sands Expoを中心としたTech West、ARIAを
中心としたTech Southの3つに分けられます。Southは少し自分の関連するジャンルと異なっているので、主に視察に行っているのはEastとWestの2カ所です。

会場間の移動もわりと時間がかかってしまうので、だいたいEastに1日、Westに1日、残りの日程(1〜2日)で両会場の取りこぼしを拾っていっています。

East側は大手ブースが集まっておりCESのメイン会場とも言えるエリアではありますが、その分各種メディアも率先して取材にいっており、WebサイトやSNSからの情報を入手しやすいので、初日は逆にWest側からの視察を始める、というスタイルをここ数年で築いてきました。


初日はSandsから見る派、にはそんな理由があったのです。


さてそんなわけで今年も初日はSands Expoから。

毎年事前にCESのサイトで面白そうなブースをチェックして、公式アプリのマップ上にマークしているので、その情報を頼りに視察を開始です。



空を飛ぶような感覚を味わえるVRフィットネスマシンを販売していたICAROS社の新作。バランスボールの進化型、みたいなデバイス。傾きを取れるので、この上でヨガをやったり動画のようなゲームをやったりもできます。(四足歩行なポーズなので)チーターになって獲物を追う、みたいなVRコンテンツもある模様。



ホロラボ&システムフレンドさんが開発に協力した触覚 + MagicLeapなコンテンツ。指先にフィードバックがあると、操作してる感が抜群に良くなりますね。他にも卵をそっと掴むロボットアームへの応用などが展示されていました。



UCHIDA社の電源不要なアシストスーツC-FREX。動画内でデモとして歩いている方、実は脊髄損傷を負っており、通常は歩けないそうです。



見た目はともかく、空気清浄されてる感はわりとあるウェアラブル空気清浄機。ファンによって内部は空気が循環しており、さわやかな感じでした。写真の彼のドヤァっぷりが素敵です。まだまだプロトタイプらしく、本体は3Dプリンタで作られていた模様。



今回、事前チェックをしていた中でもイチオシの、人肌に印刷できるタトゥープリンタ「Prinker」。え、こんな早いの!?ってぐらい高速でプリントしてくれます。オンラインで日本でも買えるそうですが、現時点だと技適を取っていないようなので日本では簡単には使えない(使っちゃいけない)ようです。残念!



固定データ以外にもその場で描いたオリジナルデザインのイラストを印刷することも可能。QRコードとかマーカーを印刷して、イベント会場内での個人識別に使う、とかいろんな応用ができそう。スマホープリンタ間のデータ転送が10秒ぐらいかかってたので、大量の人数をさばくのは難しいかな。



ユカイ工学さんの新作Petit Qoobo。ただただかわいい。「Qooboを持ち歩きたい!」というQooboユーザからの熱い要望に応えて開発されたものなんだとか。かわいい。



Sensingnet社のブース、あらゆるものから電気を取り出し、それを実用可能なレベルまで昇圧するという技術。農業との相性が抜群に良さそう。



昨年、消費材メーカーとしては初めてのCES出展ということで話題になったP&Gは今年もブースがでかい!おむつの状態を通知してくれるスマートおむつ、口の状態をチェックしてくれるスマートミラー、トイレットペーパーを持ってきてくれるロボット、といった日常生活に寄りそった技術が展示されていました。



ここでランチブレイク。会場内にもフードコートはあるけど、ちょっと歩いてGrand Canal Shoppes内のフードコートに行っちゃった方が選択肢も多いし美味しいですよ。



午後からはSand Expoの1F、Eureka Parkめぐり。今年もFrench Techはさらに大きくなってました。去年は少し離れていたJ-StartupとJapan Techブースは今年は隣接。他にも[国名]Techというエリアがどんどん増えてますね。



J-Startup内にあったファーストアセント社のCryAnalyzer。モニタによる評価では80%の正答率だったそうです。日本でもこのアプリでお試しできるようですよ。



一部で話題になってたGateboxおっさんバージョン。Gateboxはアメリカ仕様だとリアルテイストになるのか…!と思いきや、逢妻ヒカリさんバージョンも普通に展示されていました。



今年もかわいいLovot。ブースのそばに立って優しい眼差しでLovotを見守る林要さんの姿が印象的でした。



French Tecnにあったロボロボしい見た目のオープンソースロボット。このデモでは●ブロックと◾ブロックを使った、いわゆるマルバツゲームを体験できました。



CES視察1日目は夕方から予定があったのでここまで。Twitterと合わせて写真も見返してみると、撮るだけ撮ってシェアしてないのもたくさんありました。

そのあたりはTwitter振り返りが終わったら後日まとめてチェックしてみようかと思います。

2日目につづく!


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