Twitterで振り返るCES2020【1日目/Sands Expo編】
主な目的は最新テックトレンドのチェック、面白ガジェットorサービス探索といったところですが、最近では毎年行くことによる定点観測としての意味合いも出てきました。
ちなみに今年は出張ではなく自腹でのCES視察。出費的にはイタいけどその分気楽に遊びホーダイ!
そして今年はTwitterを中心に、気になったものはなるべくその場でシェアしてきたので、ここらで一度補足説明を入れつつ振り返ってみようかなと思います。
まずはSandsから
CESの会場は大きく分けると、LVCC(Las Vegas Convention Center)を中心としたTech East、Sands Expoを中心としたTech West、ARIAを
中心としたTech Southの3つに分けられます。Southは少し自分の関連するジャンルと異なっているので、主に視察に行っているのはEastとWestの2カ所です。
会場間の移動もわりと時間がかかってしまうので、だいたいEastに1日、Westに1日、残りの日程(1〜2日)で両会場の取りこぼしを拾っていっています。
East側は大手ブースが集まっておりCESのメイン会場とも言えるエリアではありますが、その分各種メディアも率先して取材にいっており、WebサイトやSNSからの情報を入手しやすいので、初日は逆にWest側からの視察を始める、というスタイルをここ数年で築いてきました。
CES初日はSandsから見る派。#CES2020 pic.twitter.com/BDKU1nwp3j
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
初日はSandsから見る派、にはそんな理由があったのです。
さてそんなわけで今年も初日はSands Expoから。
毎年事前にCESのサイトで面白そうなブースをチェックして、公式アプリのマップ上にマークしているので、その情報を頼りに視察を開始です。
ICAROSの新型ライドデバイス。VRコンテンツもあるけど、VR以外にもこういう楽しみ方がある模様。楽しい。#CES2020 pic.twitter.com/FJfiyjvdje
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
空を飛ぶような感覚を味わえるVRフィットネスマシンを販売していたICAROS社の新作。バランスボールの進化型、みたいなデバイス。傾きを取れるので、この上でヨガをやったり動画のようなゲームをやったりもできます。(四足歩行なポーズなので)チーターになって獲物を追う、みたいなVRコンテンツもある模様。
豊田合成さんのブースでMagic Leap x 触覚デバイスを体験!#CES2020 pic.twitter.com/h0SMU2gC2s
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
ホロラボ&システムフレンドさんが開発に協力した触覚 + MagicLeapなコンテンツ。指先にフィードバックがあると、操作してる感が抜群に良くなりますね。他にも卵をそっと掴むロボットアームへの応用などが展示されていました。
C-FREXのアシストスーツ。電力不要で使えるのはすごい。作業用のパワーアシストというよりは、障害者の歩行サポートなんだそうです。#CES2020 pic.twitter.com/cyZE1DHzFB
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
UCHIDA社の電源不要なアシストスーツC-FREX。動画内でデモとして歩いている方、実は脊髄損傷を負っており、通常は歩けないそうです。
新型ARグラス!ではなく、ウェアラブル空気清浄機、AO Air。装着すると中で空気が循環してて爽やか。見た目はアレだけど普通のマスクつけるよりもムレなくて良い感じ 。#CES2020 pic.twitter.com/svKpGC7WMY
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
見た目はともかく、空気清浄されてる感はわりとあるウェアラブル空気清浄機。ファンによって内部は空気が循環しており、さわやかな感じでした。写真の彼のドヤァっぷりが素敵です。まだまだプロトタイプらしく、本体は3Dプリンタで作られていた模様。
肌に印刷できるプリンタ、Prinker。印刷超早い!!#CES2020 pic.twitter.com/XzjuDeflxA
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
今回、事前チェックをしていた中でもイチオシの、人肌に印刷できるタトゥープリンタ「Prinker」。え、こんな早いの!?ってぐらい高速でプリントしてくれます。オンラインで日本でも買えるそうですが、現時点だと技適を取っていないようなので日本では簡単には使えない(使っちゃいけない)ようです。残念!
オリジナルデザインも印刷可能。1カートリッジで1000回は印刷できるみたい。イベントとかで使いやすそう。#CES2020 pic.twitter.com/3aDyPt1ABu
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
固定データ以外にもその場で描いたオリジナルデザインのイラストを印刷することも可能。QRコードとかマーカーを印刷して、イベント会場内での個人識別に使う、とかいろんな応用ができそう。スマホープリンタ間のデータ転送が10秒ぐらいかかってたので、大量の人数をさばくのは難しいかな。
#Qoobo の新型、Petit Qoobo。ちっちゃいしっぽが可愛すぎた。#CES2020 pic.twitter.com/K1e6Zer9oz
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
ユカイ工学さんの新作Petit Qoobo。ただただかわいい。「Qooboを持ち歩きたい!」というQooboユーザからの熱い要望に応えて開発されたものなんだとか。かわいい。
水や土、砂などから電気を取り出す技術、凄すぎる…。将来的には何もないところからも電気を取れるようになるらしい。#CES2020 pic.twitter.com/C5eRjn948P
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
Sensingnet社のブース、あらゆるものから電気を取り出し、それを実用可能なレベルまで昇圧するという技術。農業との相性が抜群に良さそう。
今年のP&Gもブースがでかい!目玉はスマートおむつかな。スマートミラー?も大行列。#CES2020 pic.twitter.com/vfOm3j2sTJ
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
昨年、消費材メーカーとしては初めてのCES出展ということで話題になったP&Gは今年もブースがでかい!おむつの状態を通知してくれるスマートおむつ、口の状態をチェックしてくれるスマートミラー、トイレットペーパーを持ってきてくれるロボット、といった日常生活に寄りそった技術が展示されていました。
カレーは和食。 pic.twitter.com/jAhS5ECZgp
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
ここでランチブレイク。会場内にもフードコートはあるけど、ちょっと歩いてGrand Canal Shoppes内のフードコートに行っちゃった方が選択肢も多いし美味しいですよ。
ランチを挟んで、後半はEureka Park巡り。フレンチテックが今年もでかい!過去最大の大きさなんじゃないか?とりあえずJ-Startupに向かってみる。#CES2020 pic.twitter.com/DE0BtULFnM
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
午後からはSand Expoの1F、Eureka Parkめぐり。今年もFrench Techはさらに大きくなってました。去年は少し離れていたJ-StartupとJapan Techブースは今年は隣接。他にも[国名]Techというエリアがどんどん増えてますね。
赤ちゃんの泣き声を分析して、泣いている原因を表示してくれるシステム。 #CES2020 pic.twitter.com/97TXVweApW
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 7, 2020
J-Startup内にあったファーストアセント社のCryAnalyzer。モニタによる評価では80%の正答率だったそうです。日本でもこのアプリでお試しできるようですよ。
ウワサのGateboxおっさんバージョン! #CES2020 #Gatebox pic.twitter.com/52Nv8gZNut
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 8, 2020
一部で話題になってたGateboxおっさんバージョン。Gateboxはアメリカ仕様だとリアルテイストになるのか…!と思いきや、逢妻ヒカリさんバージョンも普通に展示されていました。
Lovotの充電不足モード?目に何か映ってるの初めて見た。これはこれでかわいい。#CES2020 #Lovot pic.twitter.com/V38oXpTCh3
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 8, 2020
今年もかわいいLovot。ブースのそばに立って優しい眼差しでLovotを見守る林要さんの姿が印象的でした。
⚪︎×ゲームで対戦できるロボット。ハードウェアもソフトウェアもオープンソースなんだとか。ラピュタみがある。#CES2020 pic.twitter.com/SZoWDz7jLs
— たぬ福@すまのべ! (@tanufuku) January 8, 2020
French Tecnにあったロボロボしい見た目のオープンソースロボット。このデモでは●ブロックと◾ブロックを使った、いわゆるマルバツゲームを体験できました。
CES視察1日目は夕方から予定があったのでここまで。Twitterと合わせて写真も見返してみると、撮るだけ撮ってシェアしてないのもたくさんありました。
そのあたりはTwitter振り返りが終わったら後日まとめてチェックしてみようかと思います。
2日目につづく!
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