バイオと触覚、2つの技術の融合による新しい食品ラベル
Reactive Food Labels
今の時期、油断するとすぐに食糧が傷んでしまいます。
冷蔵庫や冷凍庫など適した場所に保管しているならまだしも、ちょっと冷蔵庫に入れ忘れただけで、ラベルに表示されている消費期限はあてになりません。
イギリスのブルネル大学で工業デザインを専攻するSolveiga Pakstaiteさんは、直観的かつ直接的に消費期限を知ることができる新しいラベルを考案しました。

食品パッケージの隅に貼られた目新しいラベル。消費期限に関する情報は一切記載されていません。
このラベルで消費期限を知るためには、ラベルに触れてみる必要があります。
触れてみて凹凸が感じられなければ新鮮、凹凸が感じられたら期限切れ、といったように触覚を使って消費期限を知ることができるラベルなのです。

このラベルは上図のように、凹凸のあるプラスチックシートの上にゼラチン質の層を乗せ、さらにその上下をプラスチックのフィルムで覆うという構造になっています。
ゼラチンはパッケージ内の食材と同じ速度で分解が進んでいくため、最初はゼラチン層によって凹凸が感じられない状態から始まり、分解が進むにつれて徐々にゼラチン層が崩れていき、凹凸が感じられるようになっていきます。
つまり凹凸の高さ(=触った時の凹凸感の強弱)によって内部の食材の新鮮さを確認することができる、という仕組みのラベルなのでした。

そもそも消費期限というのは曖昧で、記載された日時を過ぎた瞬間からもうダメになってしまう、というわけではありません。(特に日本の場合はかなり余裕をもった設定にしていると思われます)
このラベルであれば「消費期限を過ぎたかどうか」ではなく「食べられる状態かどうか」という本質的な情報を、直接触って直観的に知ることができます。
実用化にはまだ様々な問題があるかと思いますが、触覚とバイオという2つのテクノロジーを融合し、食品の消費期限という身近な課題に落とし込むアイデアが素晴らしいです。
参考サイト:TREND HUNTER
http://www.trendhunter.com/trends/food-expiration
今の時期、油断するとすぐに食糧が傷んでしまいます。
冷蔵庫や冷凍庫など適した場所に保管しているならまだしも、ちょっと冷蔵庫に入れ忘れただけで、ラベルに表示されている消費期限はあてになりません。
イギリスのブルネル大学で工業デザインを専攻するSolveiga Pakstaiteさんは、直観的かつ直接的に消費期限を知ることができる新しいラベルを考案しました。

食品パッケージの隅に貼られた目新しいラベル。消費期限に関する情報は一切記載されていません。
このラベルで消費期限を知るためには、ラベルに触れてみる必要があります。
触れてみて凹凸が感じられなければ新鮮、凹凸が感じられたら期限切れ、といったように触覚を使って消費期限を知ることができるラベルなのです。

このラベルは上図のように、凹凸のあるプラスチックシートの上にゼラチン質の層を乗せ、さらにその上下をプラスチックのフィルムで覆うという構造になっています。
ゼラチンはパッケージ内の食材と同じ速度で分解が進んでいくため、最初はゼラチン層によって凹凸が感じられない状態から始まり、分解が進むにつれて徐々にゼラチン層が崩れていき、凹凸が感じられるようになっていきます。
つまり凹凸の高さ(=触った時の凹凸感の強弱)によって内部の食材の新鮮さを確認することができる、という仕組みのラベルなのでした。

そもそも消費期限というのは曖昧で、記載された日時を過ぎた瞬間からもうダメになってしまう、というわけではありません。(特に日本の場合はかなり余裕をもった設定にしていると思われます)
このラベルであれば「消費期限を過ぎたかどうか」ではなく「食べられる状態かどうか」という本質的な情報を、直接触って直観的に知ることができます。
実用化にはまだ様々な問題があるかと思いますが、触覚とバイオという2つのテクノロジーを融合し、食品の消費期限という身近な課題に落とし込むアイデアが素晴らしいです。
参考サイト:TREND HUNTER
http://www.trendhunter.com/trends/food-expiration
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