スターバックスならではのカップ再利用方法

Takeout Your Garden

日本でもお馴染みのコーヒーチェーン店スターバックスは、韓国では高級ブランドという扱いで大人気だそうです。

2012年には大人一人あたり338杯ものコーヒーがテイクアウトされたそうですが、その分コーヒーカップのポイ捨ても多く、問題になったようです。

そこで韓国のスターバックスは、コーヒーカップのリサイクルを促す施策「Takeout Your Garden」を実施しました。



スターバックスは店内で植物の種と、それを育てるための土を配布。

アイスドリンク用カップのフタ部分に土を入れ、水をいれたカップの上に置き、さらにもう一つ別のフタをかぶせることで、簡易的なプランターとしての再利用を提案しました。

ゴミとして捨てられるはずだったコーヒーカップが、スターバックスのロゴが入ったちょっとおしゃれなプランターへと生まれ変わります。

上にかぶせたフタがビニールハウスのように適切な温度を、カップ内の水が適切な湿度を保つといったように、機能面でも優れているそうです。



このキャンペーンは大成功だったようで、韓国での施策後に他国でも展開。最終的に51カ国で9億7000万人以上のユーザに波及したそうです。

キャンペーンのFacebookページ(https://www.facebook.com/Takeoutyourgarden)を見ると、いろいろなアレンジを加えられて可愛らしくなっている写真がたくさんアップされていました。

特徴的な形をしているスターバックスのカップを上手く使った、環境にも優しい良施策。次の課題はホットドリンク用カップの再利用でしょうか。

参考サイト:Adeevee
http://www.adeevee.com/2014/08/starbucks-environment-campaign-takeout-your-garden-campaign-online/