これでもPhotoshop未加工!世界一黒い物質が登場
Vantablack
イギリスのマテリアル企業Surrey Nanosystemsが光の吸収率99.965%という新素材「Vantablack」の開発に成功しました。
光をほとんど吸収してしまうこの素材は、凹凸などを視認することができないため、ペイントツールで塗り潰したかのように真っ黒に見えます。
こちらはアルミホイルの一部をVantablackで覆ったサンプル写真です。

写真で見てもホントに真っ黒。#000000です。
Vantablackはカーボンナノチューブ製で、薄さはなんと髪の毛の1/1000。繊維として服を作るのにも利用できそうです。
ちなみにもしこの素材を使って服を仕立てたら、下の写真(右側)のように顔や手足が浮いているように見えるんだとか。

黒いことによるメリット、というか光を吸収できることのメリットは、超精密光学機器で活かせるそうです。
宇宙望遠鏡のようにわずかな星の光を元に観測する際、ノイズとなってしまう余分な光を効率的に吸収できるVantablackはまさに最適な素材です。
しかもこの素材、研究段階としての開発成功ではなく、実用的な意味での開発成功で既にクライアントへの納入は完了しており、現在は量産化の開発に入っているそうです。
宇宙開発に使う素材というとちょっと遠い話になってしまいますが、もし身近な素材になるのだとしたらどんな活用方法があるのか。今のうちにアイデアを練っておいた方が良いかもしれません。
とりあえずこの素材で作られたスクリーンにプロジェクターを照射してみたい。
参考サイト:Update or Die!
http://www.updateordie.com/2014/07/15/cientistas-criam-o-preto-mais-preto-que-existe-capaz-de-absorver-99-965-da-luz/
イギリスのマテリアル企業Surrey Nanosystemsが光の吸収率99.965%という新素材「Vantablack」の開発に成功しました。
光をほとんど吸収してしまうこの素材は、凹凸などを視認することができないため、ペイントツールで塗り潰したかのように真っ黒に見えます。
こちらはアルミホイルの一部をVantablackで覆ったサンプル写真です。

写真で見てもホントに真っ黒。#000000です。
Vantablackはカーボンナノチューブ製で、薄さはなんと髪の毛の1/1000。繊維として服を作るのにも利用できそうです。
ちなみにもしこの素材を使って服を仕立てたら、下の写真(右側)のように顔や手足が浮いているように見えるんだとか。

黒いことによるメリット、というか光を吸収できることのメリットは、超精密光学機器で活かせるそうです。
宇宙望遠鏡のようにわずかな星の光を元に観測する際、ノイズとなってしまう余分な光を効率的に吸収できるVantablackはまさに最適な素材です。
しかもこの素材、研究段階としての開発成功ではなく、実用的な意味での開発成功で既にクライアントへの納入は完了しており、現在は量産化の開発に入っているそうです。
宇宙開発に使う素材というとちょっと遠い話になってしまいますが、もし身近な素材になるのだとしたらどんな活用方法があるのか。今のうちにアイデアを練っておいた方が良いかもしれません。
とりあえずこの素材で作られたスクリーンにプロジェクターを照射してみたい。
参考サイト:Update or Die!
http://www.updateordie.com/2014/07/15/cientistas-criam-o-preto-mais-preto-que-existe-capaz-de-absorver-99-965-da-luz/
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