羊が黄色く染められた理由とは？

Yellow Sheep

フランスとその周辺国を舞台に開催される自転車プロロードレース、ツール・ド・フランス。

そのスポンサーであるヨークシャー建築協会が、ツール・ド・フランスならではのプロモーションを行いました。

行われたプロモーションは下の写真の通り。



レースのスタート地点付近、ヨークシャー地方で飼育されている羊150匹を黄色く染め上げました。

なんでもツール・ド・フランスのレース中、総合1位の選手はマイヨ・ジョーヌと呼ばれる黄色いジャージを着用できる権利が与えられるんだとか。

つまりトップが誰なのかは黄色いジャージを着ている選手を探せばすぐわかるそうです。そのまま終了時点まで黄色いジャージを着ていた選手が総合優勝者となります。

羊を黄色く染め上げたのは、その黄色いジャージをイメージした施策だったのです。



ちなみにただ目立つから染め上げたというわけではないようです。

ヨークシャー建築協会は羊の所有者にあたる農家と提携し、すべての羊を購入することを事前に取り付けました。

そしてその羊から取れたウールの売り上げは、ウールを必要としている子供やその家族のために寄付することを約束したそうです。


結構キツい原色ちっくな黄色で染め上げられてるしちょっと可哀想だなーと思いましたが、きっと羊の安全面については考えられているハズ。

参考サイト:PR examples
http://prexamples.com/2014/07/150-yorkshire-sheep-dyed-yellow-in-tour-de-france-sponsorship-stunt/